Chapter 4. GGvの設定

設定ダイアログには、4つのページがあります。[ドキュメント]、 [レイアウト]、[Ghostscript]、そして[印刷]です。

[ドキュメント]ページからは、ドキュメントがメディアタイプを 指定していなかったときにどのメディアタイプを使うかを 指定することができます。もし"[ドキュメントメディアの 上書き]"が選択されていたら、PostScriptファイルが 何を指定していたかを参照することなしにメディアタイプ が適用されます。メディアタイプは、表示するPostScript ドキュメントがおそらく使っている標準規格によるサイズ (A4やLetterなど)に設定されるべきです。"アンチエイリアス "設定はGhostscriptがデータをレンダリングする (つまりx11ならx11alphaデバイス)時にアンチエイリアスを 使用するかどうかを指定します。アンチエイリアスを使うと ドキュメントの表示が劇的に改善されます。

[レイアウト]ページでは、GGvがツールバーやメニューバーを デフォルトで表示するかどうかを選択できます。メニューバー もツールバーも、メニューやポップアップメニューによって ウィンドウごとに隠すかどうか設定できます。

GGvがGhostscriptページでGhostscriptインタプリタを呼び出す コマンドを指定することが出来ます。どんなオプションを指定する にしても、「インタプリタ」はGhostscript実行ファイルのフルパス を含んでいなければなりません。[PDFスキャン]ではGhostscript実行 ファイルとPDFをスキャンするオプションが指定されなければ なりません。そして最後に[展開]では、gzipされたPostScript ファイルを展開するのに使うコマンドでなければなりません。 これらが何をするかが分からなければ、 分かるまでいじらないで おくべきです。

[印刷]ページでは、ドキュメントを印刷するコマンドを指定する ことが出来ます。コマンドに渡されるファイル名として%sが なければなりません。