マニュアルページ sbenter.1




名前

     sbenter - さらに一般的な情報を付加して、ソースブラウザのデー
     タベースを生成します。


形式

     sbenter [ -help ] [ -verbose ] [ -version ] <ファイル名>


使用条件

     ANSI C、Sun Fortran、C++、アセンブラで使用できます。


機能説明

     Sbenter は、ASCII に準拠した形式で (ソースブラウザの デー タ
     ベー ス 用 の ) .bd ファイルを生成する、汎用プログラムです。
     Sbenter は、現在、 sbtags で使用されます。詳細は sbtags のマ
     ニュアルページを参照してください。

     ファイルの内容は行の集合であり、各行には動作を記述する文字が
     あります。各行には、追加引数が含まれていることもあります。引
     数はスペースで区切ります。改行とスペースを同時に示す に は、
     バックスラッシュ`\' を使用することもできます。

     実装されている演算子を以下に示します。 L 演算子は、入力の 最
     初の行にある必要があり、繰り返しはできません。

     S <symbol> <line#> <semtag#>
     S <symbol> <line#> <semtag-id>
     S 演算子は、シンボル名と意味を示すタグ値を行に挿入するために
     使用されます。

     L <language-name>
     L 演算子は、.bd ファイルの作成に使用される言語を記述するため
     に使用されます。

     P <filename>
     P 演算子は、ファイルの開始を表すために使用されます。この演算
     子は Z 演算子と共に使用する必要があります。

     Z
     Z 演算子は、 P 演算子で始まったファイルを閉じます。

     H <Nelems> <nchars-1> <hash-1> ... <nchars-N> <hash-N>
     H 演算子は、<Nelems> 行のハッシュ値を提供するために使用さ れ
     ます。

     A <from-descr-name> <from-name> <arc-descr-name>  <to-descr-
     name> <to-name> <line#>
     A 演算子は、arc を記述するために使用されます。

     F <descr-name> <name> <start-line#> <end-line#>
     F 演算子は、フォーカス単位を記述するために使用されます。


     # <text>
     # 演算子は、コメントを記述するために使用されます。


オプション

     なし


使用例

     以下は、サンプルファイル (ex.c) と、このファイルの有用なデー
     タを記述する、sbenter に対する入力ファイルの内容を示していま
     す。

     ex.c:
     main() {
          int i;
     }

     ex.c.data:
     L ansi_c
     P ex.c
     F Function main 1 4
     S main 1 cb_c_def_global_func_w_body
     H 4 8 657 7 536 1 125 0 0
     F Source_File ex.c 1 4
     Z


関連項目

     sbcleanup(1)sbquery(1)sbtags(1)sbinit(4)